Archive for 3月, 2010

修学旅行に行ってきましたPart3!(2日目)

水曜日, 3月 31st, 2010

更新がご無沙汰になっていました。年度末でばたばたしていました。すみません・・・。

さて、一ヶ月も前のことなので記憶が曖昧になってきましたが、その方がブログの中身がはっきりして、すっきりしていいのかも!?と思っています。前置きはそのくらいにしてはじめましょう!今日は、時代の風雲児、私の心の師匠である坂本龍馬大先生の足跡巡りです!

二日目は起きてすぐに、良とブンジと朝風呂に行きました!(子どもたちは早起きして、すでに朝風呂に入っており、もう着替えていました。)昨夜の天気とはうってかわっての青空に、思わずガッツポーズです。露天風呂から対馬行きのフェリーなどを眺めながら、今日の行程を確認し、良と二人で今後の塾の在り方や時勢など、ちょっとまじめな話をしました!

風呂から上がって朝食です。昨晩と同様、とてもおいしそうバイキング朝食です。良は朝から3杯もご飯を食べていました・・・最近おなか周りが・・・健康な証拠です!おすすめは、キャベツパインジュース!?だったかな?名前からは想像できないおいしいジュースでした。

そしていよいよ出発です。いつものようなどたばた劇でどうにか船の出航に間に合いました。昨夜は暗くてわからなかったのですが、海がめちゃくちゃきれい!!グリーンのようなブルーのような、透明度がかなりありました。ほんとうにくつろいで、楽しめるいいところでした!伊王島はぜひまたきてみたい所でした。

さて、長崎港からはグラバー園周辺に出かけました。ここに来ると、昨日とは違った長崎の良さを感じることが出来ます。たくさんのお土産屋さんにきょろきょろする子どもたちです。Tシャツや名前を彫ってくれる光り物に興味があるようでした。

大浦天主堂の前で、二十六聖人の話をして国宝の教会に入っていきます。階段のところで他のお客さんに協力してもらい、みんなで記念撮影をしました。教会で、KJを筆頭に「たくさん懺悔せないけんことがあるやろうー」と静かに話しながら!?教会の中を見学しました。個人的な思い出ですが、小学生の修学旅行できたときはそんなにたいしたことない教会だと思っていましたが、あの天井とステンドグラスの風合いが、とても味があって、やはり国宝なんだなと感じました。

そして、そのままグラバー園に入りました。ここでは、龍馬先生が取引をしたトーマスグラバーの庭園であることを伝えましたが、まあ、あまり関心のない様子。しかし、ハートストーンの話には「そんなもん・・・」って雰囲気でしたが、結構関心を示していました。一番関心を持って、はしゃいでいたのはやはり良と良を崇拝するブンジです。地もありますが、塾生たちを盛り上げようとがんばっているけなげな二人です。

これが、TFGのお笑いコンビです!ブンジでーす!

一番上の三菱の庭園では、眼下に長崎港が見渡せて、とてもいい気分です!ここで、みんなで記念撮影をしました。そして、この後、かわいそうだけど大爆笑の事件が起こりました・・・・・

三菱庭園には鯉がいる池があります(まるまる肥えててはち切れそうです^0^)。池の中には、飛び石のようなコンクリがあるのですが、そこで良がブンジやWらと手押し相撲をはじめました。そうです。その生け贄になったのがKJRでした。・・・Kが多くてすいません。だんだん自分もだれがだれやらわからなくなってきました。・・・読者の方で解釈をお願いします・・・手押し相撲をして、バランスを失って池の方に足をついてしまいました!!そこは、池の水が流れ出るところで、こけが生えていてるところです。もちろん、KJRは滑って転んで、水がたまっている所まで・・・ズボンはもちろんですが、パンツまでべっちょりのどろどろでした。私たちも大爆笑でしたが、周りの観光客にも笑いを振りまくことが出来ました。この後、KJRは下の駐車場まで下りて着替えるハメになりました。

その後、ハートストーンを見つけながら下り、昼食とお土産買い物タイムです。ここで、子どもたちの束ね役のブンジが塾で勉強教えてくれたり、食事の準備をしてくれている、優希ちゃんのお母さん、松永さん、津田さんにお土産のカステラを買おう!とナイスな提案をして、みんなから100円ずつ集めて、カステラを買いました!!

ブンジ、えらい!

このあたりはわくわくするような店がならんでいるので、楽しい時間を過ごせました。

集合時間にみんな集まって、次の目的地、亀山社中を目指します!

しかし、場所がわからない・・・思案橋の所からあがっていくと、花月などの史跡があるのですが、肝心の亀山社中がありません。郵便屋さんに尋ねて、やっと場所がわかりました(山一つ違っていました・・・)。

近くまで来たのですが、今度は駐車場がありません(長崎は坂の町で、車が入らないような路地がたくさんあります。これはこれで、とても風情があるのですが・・・長崎の人は足腰が鍛えられていて、健康寿命が長そうです。)。住宅地の中にある地域の人が使用する駐車場にとめて(もちろん有料ですよ)、龍馬の銅像と亀山社中を目指します。関東から来ているKUは、昨日の原爆資料館にしろ、グラバー園にしろ、今日の龍馬先生の足跡巡りにしろ、初めてで興味津々のようです。諸般の事情で修学旅行に行けていない子以外は、これまでのコースは小学校のときにまわっていたようですが、ここからは初体験コースです。

まず、龍馬像の所にきました。長崎市内が見渡せるこれまたすばらしい場所に、大きな銅像が建っていました。NHKの龍馬伝の影響はすごくあって、あたりは観光バスのガイドさん、バス会社の旗を先頭に、人、人、人・・・まるでありの行列のようです。流れに乗ってようやくたどり着いた龍馬先生は、高知の龍馬先生よりも力強くて、勇ましく見えました。今時の子どもの言葉にしたら「イカチー」像でした。でも、遠くを見つめるそのまなざしは、時代の先をしっかりと見つめていました。ここでびくりしたのが、長崎のガイドシステムです。年配の方々が、ガイドをしてくださっていました。横で聞いていると、とてもわかりやすくて、ためになりました。聞く方も、ガイドする方も笑顔になれるすばらしいシステムだなと思いました。さすが、観光都市長崎です。

龍馬像を後にして、今度は坂道を下って亀山社中に向かいます。昔ながらの生活道路で、この坂道を龍馬先生始め、海援隊として活躍した人たちが歩いたのかと思うと、ちょっとわくわくしました。が、塾生達は、惰性に任せて歩いているような感じ・・・龍馬の偉大さが解るにはもう少し時間かかりそうです。ようやく、亀山社中近くにたどり着きましたが、ここでも人の列。最後尾のプラカードを持った方が、社中入り口から70mほどの人の列の後ろに立っていました。「これみんな待っている人ですか?」「はい」・・・せっかくやってきたのですがあきらめました。りょーまのブーツの所にも沢山並んでいたので、その辺をくるっと回って、また来た坂道をえっちらおっちら上って帰りました。さすが坂本龍馬先生です。人気ぶりに驚きました。KやNたち、女の子は足が痛い!ヒールのある靴やめたら良かった。こんなに歩くとは思わなかった!と嘆いていました・・・。

このあたりから雲行きも怪しくなり、3時になったので、長崎を後にしました。

帰りの高速の車中は、ほぼみんなお眠りタイムでした・・・歩き疲れたのでしょうね。

こうして、ふれ愛義塾の修学旅行は無事に終わりました。

KUに修学旅行の感想を聞くと、平和祈念公園と原爆資料館が一番心に残ったとのこと。KSは、辛い過去なんか忘れてしまえばいいのに・・・と思ったそうです。Yはホテルでみんなで過ごしたことが楽しかった。KJRは「痛かった!(グラバー園で池に落ちてこけたこと)」と言っていました。

みんなで過ごした時間が、心に残り、様々な史跡を巡ったことが、今後の生き方を裕にしてくれるものだと感じました。

最後になりましたが、ご支援・ご協力いただいた皆様、賛助会員の方、本当にありがとうございました!

やはり、だらだらと長くなってしまいました。次回は、先日の花見&激励お別れレクレーションのことをお伝えします。

修学旅行に行ってきました!Part2(1日目)

土曜日, 3月 6th, 2010

今日は修学旅行の1日目についての報告です。1日目は平和学習&リゾートホテルでのお楽しみが目的です。私の場合いつもなのですが、今回の旅行も福岡観光の諌山さんにお世話してもらいました。いつもよい提案をしていただき、本当に感謝しています。ありがとうございます。

朝9時30分出発予定でしたが、いつも少し遅れてやってくる良には朝9時には出発するから、遅れないように!と連絡しました。この作戦には、ゆうきちゃん(良の嫁さん)も「先生さすがようわかちょうねー」と笑いながら大賛成してくれました。あいにくの天気予報でしたが、自宅を出るときはどうにかなりそうな感じです・・・後に、とんでもない誤算とわかるのですが・・・

さあ、朝9時ちょっと前に塾に行ってみると子どもたちの格好は様々。女の子はばっちり化粧して目力ギンギンでおしゃれしまくっていれば、男の子はスエットだったり、ぎらぎらの洋服だったり、ネクタイしめてスーツだったり・・・一見すると何の集団なのかわかりません(笑)。でも、子どもたちがとても喜んでいて、楽しみにしていることは伝わってきました。

で、良はちょっと遅れて登場です。でも、弁解すると、レンタカーを予定していた店で借りることができず、筑紫野市まで行って、田川に向かう途中で先日塾を卒業したWを迎えに行ってきたとかで・・・朝からご苦労様です。私の親父に借りたステップワゴンとレンタカーのノア2台に乗り込んで、一路長崎目指して、さあ、いよいよ出発です。

途中、卒塾したばかりのNを迎えに鳥栖によりました。冷水トンネルの近辺では雨が・・・・。でも、無事Nと合流してこれで、車は定員のいっぱいいっぱいです(Nは私たちの到着を1時間近くも待っていたらしい・・・。ごめんね・・・。)。で時間を見ると、なんともうすぐ11時!!昼食を12時に予定していたのに、間に合わない!!すぐに電話をして13時に変更してもらいました。いつも予定より少しずつ遅れてしまうTFGです。もう少し、私が計算しないとですね・・・。

途中、大村湾で休憩して長崎に入り、13時ちょうどに平和公園近くの和泉屋につきました。雨は小降りです。子どもたちはあまりおなかが減っていない様子でしたが、おいしい長崎名物の中華コースをいただきました。観光バスが何台かきていましたが、観光客はそんなに多くありません。よし、行くぞ!と外に出ると、びっくりするほどの大雨に・・・坂道には滝のように雨水が流れていて、Tなんかはグレーチングの上で滑ってこけてしまう始末です。でも、気を取り直して、傘をさして平和公園に行きました。

平和祈念像を初めて見たという塾生が二人いました。関東から来たKと小学校のときも中学校のときも修学旅行に行っていないKNです。Kは初めて見る平和祈念像の大きさにおどろいていました。良の合図でみんなで黙とうをしました。そして、塾生が作った千羽鶴を捧げました。その後、平和の泉の方に歩いていく途中で、ボランティアをされている被爆者の方が、長崎の鐘のところで話しかけてくれて、当時の様子を話していただきました。思いがけず、貴重な生の声を聞くことができ、塾生だけでなく私たちスタッフも勉強になりました。本当にありがとうございました。平和の泉まで移動して、「ある少女の手記の一節」を説明して、みんなで再び平和への祈りを捧げました。

そして、一昨日学習した永井博士の如己堂まで歩いていきました。ここでも、作ってきた千羽鶴を捧げました。「こんなに小さいと?ここに住んでたの?」とびっくりした様子でした。永井博士の記念館にも入って、展示物やVTRを見ました。ヘレンケラーがきたことを伝えると、ヘレンケラーを知っていた子とゆうきちゃんがびっくりしていました。修学旅行できた子どもたちも改めて如己堂の意味や永井博士の生き方に触れることが出来、いいひとときを過ごすことができました。

その後車で、浦上天主堂の前を通って、原爆資料館にいきました。ここで、作ってきた最後の千羽鶴を捧げました。秋に良の提案で鶴づくりをはじめていたとはいえ、よく3つも千羽鶴を作っていたなと感心させられました。入り口で、「ここはあんまり・・・」の言葉に、「これが現実やったんやろ。さっきに話をしてくれた方は、これよりももっと悲惨な状況だったといっていたやろ」と話をして見学しました。長崎が初めてのKは熱心に写真や資料に見入っていました。私はここに来ると絶対にこれだけは読みなさい!と子どもを引きとめて、読むまで進めさせないようにしている資料があります。それは「のどが渇いてたまりませんでした」「妹が家の下敷きに」「お母さんを燃やした運動場」など、子どもたちの声です。資料だけでは伝わらないものが、活字を通して心に響くと思っています。ここでみんなを引き止めてじっくりと読ませて、永井博士の資料を見て原爆資料館を後にしました。

次は宿泊先への移動です。今日の宿泊先は、諌山さんがおすすめしてくれた“やすらぎ伊王島”です。4時25分の船に間に合いたかったのですが、大雨で移動に時間がかかったことと長崎の到着が予定よりも遅かったことが夕方まで影響して、17時55分の船で出航です。夕食のバイキングが18時スタートだったのに・・・仕方ありません。天気が悪く、揺れるのかなとと思っていましたが、船の性能がいいことと、湾内からそんなに離れていなかったためそんなに揺れませんでした!それでも、前方のガラスの前に子どもたちとみんなで立って「次、波が来るぞー」「おー!!」「先生、波が来るのが読めるなんてテクっちょうですね!」「当たり前たい、俺は海の男だー!」なんて訳のわからない会話をしているうちに、あっという間に伊王島に到着しました。・・・同船していた方々、お騒がせしてすみませんでした・・・でも、船に乗ったことがない子もいてちょっとした船旅はとても楽しかったです。

伊王島に着くと、港の正面にホテルがどーんとそびえ立っていて、いかにもリゾートのホテル!!ついたときはもう暗かったのですが、イルミネーションが余計に雰囲気をもりたててくれていて「いいとこやん!さすが山ちゃん!」とゆうきちゃんからほめられました!ホテルに行くのにバスが迎えにきてくれていましたが、乗り切れなかったことと、なんかちょっと興奮していたせいで、男連中はみんなで歩いてロビーまで行きました!ちょっとゆっくりして・・・と思っていましたが、夕食のバイキングが始まっているのですぐに食事会場へ行ってください!と言われて、慌ててみんなで港横の食事会場まで移動です。

で、やすらぎ伊王島のすごいところ第1弾!夕食のバイキング!これがとってもよかったです!!しゃぶしゃぶがメインで、洋食、和食、長崎に新鮮な海の幸、チーズと絡めたパスタ、アルコールもビール、焼酎、ワイン、水割り、ソフトドリンク、自家製アイスクリーム・・・もう何でもありで、とってもおいしくて、大満足の夕食でした!子どもたちも、この前の焼き肉バイキングよりおいしい!とか贅沢なことを言っていましたが、みんなでワイワイ言いながら楽しく食べるこのひとときが、修学旅行らしくてとても幸せな気持ちになりました。全ての料理を制覇できなかったのが残念なくらいとても充実したバイキングでした。

ホテルに戻ると、ロビー裏に何か動物が動いたような・・・「タヌキー!?」って、本当かなと見るとタヌキがなんと2匹も!塾生たちは大喜びでした!そして、このやすらぎ伊王島のすごいところ第2弾!遊べる施設が充実していました。ゲームコーナーとかだけじゃなくて、卓球、ビリヤード、バスケットコートなどなど、夜でも遊べる屋内施設が充実していました。温泉でゆっくり・・・とかいう気持ちも消え、みんなで繰り出して早速遊びまくりです。最近ビリヤードにはまっている良たちはスタッフのブンジとビリヤードで子どもたちと遊んでいました。私は久々の卓球をしましたが、塾生で卓球がうまい子がいて、カット攻撃にたじたじになりました。ちょっと横を見ると男の子たちが4人でバスケットをしていました。KEのうまいこと!バスケをしていたらしく、ドリブルからシュートまでさすが経験者というレベルでした!そこで、私も参戦!!ほかの子たちもやってきて、みんなでバスケットを満喫です。しかし、体が思ったように動かない!!歳を実感しました・・・。息が上がったところに、女子たちがきたので、選手交代・・・助かりました。しかし、情けないくらいに体が動かず、ちょっと体を鍛えなければと思いました。ビリヤードの方に戻るとKSがいたので誘うと「いいっす。できんです。」と言っていましたが、とりあえずやってみました。ビリヤードなんて、20年以上やっていませんでしたが、やっていくうちにだんだん昔を思い出して、何となく様になってきました。するとKSが「先生うまいっす。テクっちょうですね」とほめてくれ、二人で9ボールをやりまくりました。遠慮していたKSでしたが「やばいっす。ビリヤードはまったっす」とにこにこ顔。私も楽しかったし、KSも喜んでくれてやってよかったなーと思いました。楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、時間を超過してしまっていて、部屋に戻りました。

さあ、汗もかいたことでみんなでお風呂タイムです。やすらぎ伊王島のすばらしいところ第3弾は、このお風呂です。サイコーのロケーションとしょっぱいお湯が海の中の天然温泉を感じさせてくれ、疲れを癒してくれます。みんなで入るお風呂はやはり楽しいもので、塾生は大はしゃぎです(もちろん男の子ですよ!)。塾でも狭い風呂に、二人とかときには三人で入っている子どもたちは、とても楽しい風呂タイムだったでしょう。海の見える露天風呂では、海に向かって仁王立ちしてみたり、サウナに閉じ込めたり、もっと言えないようなばからしいことまで・・・良がいろんな楽しいこと!?を率先してやっていました。ブンジはちょっとかわいそうな目にもあっていましたが、良を慕っているので、それくらい耐えないとね^0^でも、何でも一番に楽しんでいるのは、さすが塾長ですよね!

こうして、大忙しで、とても充実した一日目は過ぎていきました。ホテルでは、子どもたちがはしゃぎすぎて、ベッドに飛び込んだりしていたようで他のお客さんに迷惑をかけてしまいました(ご迷惑をおかけした皆様、申し訳ありませんでした)。でも、それくらい子どもたちがこの旅を楽しんでくれたことをとてもうれしく思いました。

だらだらと長いブログになってすみませんでした。最後まで読んでくれた方ありがとうございました。

今度、PART3で2日目の報告をいたします。よろしければ、今後もおつきあいください。

修学旅行に行ってきました!Part1

水曜日, 3月 3rd, 2010

2月26~27日の1泊2日で、長崎に田川ふれ愛義塾の修学旅行に行ってきました。

全てを今回で紹介するのは難しいので、3回に分けて修学旅行を紹介いたします。

まず、この修学旅行が実現したことについては、夏にまでさかのぼります。8月に久留米市で行われた九同教夏期講座において、全体講演を我がふれ愛義塾のメンバーでさせていただきました。その場で、参加されていた会場の皆様に「修学旅行に行きたいのでご協力をお願いします」と呼びかけたところ、たくさんの方々にカンパしていただきました。財布ごとひっくり返して募金してくれた方、商品券までくださった方、多くの方が笑顔で「がんばってね!」と声をかけてくださって募金してくれました。「なんてあたたかいんだろう」と感激して、涙が止まらなかったことを今でも昨日ようにはっきりとおぼえています。

福岡県同教の方々、九同教夏期講座に参加してくださっていた方々、ありがとうございました。人の温かさを、熱を、そして光を改めて実感いたしました。本当に、本当にありがとうございました。

さらに、TFGの賛助会員になっていただいた方、寄付をしてくださった方、皆様のおかげで今回の塾生一五名と修学旅行が実現しました。感謝の言葉を何回言っても足りないくらい感謝いたしております。本当にありがとうございました。

さて、修学旅行の本題に入ります。今回の修学旅行のテーマは“人の生き方に触れる”でした。長崎といえば、永井博士ですよ。そして、何時の時代も青年の心だけでなく多くの人の心をとらえて放さない坂本龍馬大先生です。二人の偉大な生き方に、塾生に触れさせたいと考えました。

工藤はいつもそうなんですが、サプライズ好きで、楽しいことは直前までいつも伏せておきます。今回も「前日の夜になって伝える」なんていっていましたが、事前に学習しおかないと、行っても感動が深まらないという理由で、2日前に知ってるつもり!で放送された永井博士のVTRを見せました。子どもたちは永井博士のことは全く知らなかったので、いい学習になりました。すごい人ということは伝わったようです。そして、坂本龍馬さんについては、名前は知っていましたが詳しくは知らなかったようで、工藤に何をした人なのかを話してもらいました(意外にも、工藤は坂本龍馬だけでなく歴史上の人物についてはなかなかくわしいです!!どこで勉強したかは、ヒミツだそうです!)。坂本龍馬については、今、時の人なのですが(これが2日目にびっくりさせられることになるのですが・・・)、大河ドラマなど見ていない子どもたちは歴史上の有名人しかなかったようです・・・。

で、事前に学習して1日目は平和公園を中心に永井博士を!そして2日目は坂本大先生を中心に修学旅行に出かけたのでした!!

・・・・・Part1はここまでにしたいと思います。で、次回Part2で1日目を、Part3で2日目の様子をお伝えいたします。ではまた・・・