いよいよ今年も残すとこあと90分ほどになってしまいました。山ちゃんは,紅白をみながらブログを更新しているのですが,このように当たり前に生活していることに感謝しなければならないと改めて気づかされた,2011年でした。
さて,今年も1年間のふり返りとたくさんの人に支えていただいた感謝の気持ちを実感するために,12月30日に,滝行に行ってきました。場所は,毎年お世話になっている篠栗の南蔵院です。今年もたくやが運営するTFG福岡の子たちも参加して,総勢30人でこの滝行にやってきました。4月に塾を卒業した,KJもきました。いろいろあるようですが,ちゃんとバイトなどしていることを聞いて安心しました。
まずは,駐車場で良がみんなのお祓いをします。この人数になるとすごく大変そうでしたが,良の「3列に並んで,前に~ならえ!なおれ!」の号令で,塾生たちは日体大の集団行動!?のように機敏に動き,スムーズにお祓いをしていきます。
で,南蔵院に向かいますが,途中のおじぞう様にもしっかりと手を合わせて向かいます。
南蔵院の入り口で,良の「ここからは,気持ちをしっかり入れて自分と向き合っていかなぞ!」っと気合いが入ります。まぁ,言葉に出さなくても,良の手を合わせる姿を見れば,塾生たちにはその思いは伝わりますけどね。そして,入り口で「俺たちは多くの人に支えられている。今日はそのつながりに感謝の気持ちを持って臨んでほしい」と話をしていました。
さらに,「今年は日本にとって大きな出来事がった。当たり前の生活に深く感謝してほしい。そして,もう一つ。地球は丸い。」ここで,山ちゃんは何を言い出すのかな???と思っていたけど,悪いこともいいことも絶対自分に返ってくる。だから,いいことをして自分を豊かにしてほしい!」とお坊さんのような説法で,因果応報ということをわかりやすく伝えていました。さすが,あちこちで講演やらしているだけあって,話が上手になっています。そして,みんなで,今回の震災でなくなった方たちの冥福をお祈りして黙祷を捧げ,滝行に向かいました。
不動明王様や水神様にあいさつをして,いよいよ滝行です。この日もなかなか寒くて,八木山の麓の温度計は3度でした。雨がしばらく降っていなかった割には,水量もしっかりあって,有意義な滝行ができそうです。
30名できたのですが,あくまで本人の意志を尊重するので,今年は半数の15名ほどが滝に打たれました。
まずは,塾生からです。ふんどしに戸惑い,あまりの寒さに「さみー」を連呼する塾生たちでしたが,それでも,滝に打てれようという気持ちがある塾生の気持ちはすごいと思いました。
でも,いざ滝に入ると思った以上の水の勢いに押されて,体が前のめりになったり,あらかじめ練習していたお経が言葉になって出ません。それでも,良が「えーい」と気合いを入れ,それに応え,次々に滝に打たれました。初めての滝行の子もいれば,2度目の子もいます。YTは昨年度も打たれ,念願が叶い,今年から高校に通い始めました。そして,31日には塾を卒業して,自分の人生をしっかりと自分で生きていくことになります。どの子も,感謝の念を持って,自分の夢をしっかりと胸に刻んだことだと思います。
塾生が終わると,次はわれわれスタッフです。はじめはブンジです。良がしっかりと念を込めて,お経をあげてくれました。ブンジも今年は,ずいぶん自立して塾のことをしっかりとやってくれるようになりました。まだ,頼りないところもありますが,それでも塾のためにしっかりと心と体を使ってきたのは伝わってきました。また,今年から塾のスタッフとなったかっちゃんもばっちり,良が念を込めていました。そんな二人には,良が感謝と期待の念をしっかりと込めて,気合いの入ったお経をあげていました。
あと,良が兄貴と慕うともちゃんにも,スタッフのたまちゃんにも気合いの入ったお経をあげていました。もちろん,山ちゃんにも,十分良の気持ちが伝わるお経をあげてもらいました。
最後は,良です。さすがの気合いに塾生たちの目は釘付けでした。
塾生たちの健康とこれからの活躍,そして,塾のこれからの発展を祈念して,良の雄叫びともいえる祈祷が続きました。
こうして,無事に今年も滝行を終えました。みんなで,最後にお礼を言って南蔵院を後にしました。
帰りにみえた,月夜がとてもきれいでした。
今年も,本当に多くの方々に支えていただいて塾をやっていくことができました。本当に感謝感謝です!
では,皆さんよいお年を!!(ぎりぎり間に合ってよかった^0^)