四国少年院の服部院長による基調講演についてご報告します。
ご講演では、少年非行の社会的要因、非行少年だけを対象にするのではなく家庭を救うシステム構築の必要性、少年の健全育成のためには自己肯定感や有用感を醸成することが必要であるとのお話でした。その考えのもと少年院で行われている取り組みについてもご紹介いただきました。
服部院長のお話の中で、困難な環境に立ち向かえる子どものマインド(レジリエンス力)の育成には、安定した愛着関係や自尊感情が大切であるという話はとても印象に残りました。
そして何より、服部院長の「支援者を支援して行く」という言葉に、私たちは勇気と感動をいただきました。
私たち一人ひとりの力は小さくても、同じ思いを持った人たちで手を取り合い、支え合いながら非行少年たちの立ち直りを支援していく、ブルークロスムーブメントの更なる充実と発展のために取り組んでいく決意を強くすることができました。
貴重なお話をいただき、本当にありがとうございました。