北海道よりお客様です

2月14日のStバレンタインの日に、北海道の北星余市高校より2名の先生が来られました。北星余市高校と言えば、あのヤンキー先生こと義家先生のいた学校です。

義家先生がまだ先生をやっていたときに、田川にある県立大学に講演にいらしたことがあります。そのとき、工藤と山ちゃんはお話しできる時間をいただき、義家先生から「塾の子ども達のために使って下さい」と、そのときの講師謝金をそのままいただきました。そのお陰で、塾生を大島キャンプに連れて行くことができ、そのとき購入したテントは、今でも「義家テント」とよばれ時々活躍しています。

さて、本題です。二人の先生とお話をさせてもらった工藤は、やはり子ども達に世の中のしわ寄せがきていると改めて感じたそうです。厳しい子達を受け入れ、新たな道を切り開いてきた北星余市高校。メディアの情報や噂を聞きつけ、きっと全国から多くの子ども達や親たちがここなら・・・期待に胸をふくらませてたくさんやってきたのだと思います。そして、たくさんの子ども達が自分を見つけて、自分の未来に羽ばたいていったと思います。

でも、みんながみんな、そうは簡単にはいかないんですよね・・・うちの塾でも一緒です。色んな立場の子がいても、集団で生活するのだからルールもあれば、モラルもあります。それに反抗していたら、仲間に迷惑がかかるのです。そうやって幾度となくトラブルを経験し、異年齢の交流の中で、社会性を身につけていくのです。ですから、学校に期待するものが大きければ大きいほど、なかなかうまくいかない時もあると思うし、社会から期待されている先生たちもきついだろうなと思います。うちの塾生にもかって北星余市高校に在籍していた子もいます。すぐに飛び出したり、居れない状況に自分を追い込んだり・・・

そうした子達を目の前にして、私たちはその子達にこそ、自分が大切だ!夢を持って生きていこうとする居場所を提供していく必要があると考えています。

良はよく「施設に鍵をかけるのではなく、心に”信頼”という鍵をかけないといけない」と言います。集団の中で、しっかりと個と個でつながりながら、支え、鍛えていくことが重要なのでしょうね!

勉強になりました!!ありがとうございました。また、遊びに来て下さい。私たちも、いつか伺わせてもらおうと思っています。

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