山ちゃんの感じた更生保護

北海道、東北を中心に、日本海側でとんでもないことになっています。

被害にあわれた方、本当に大変だと思いますが、何とか乗り切ってほしいと切に願っています。

ここ福岡田川でも、今日はすごく冷え込んでいて断続的に雪が舞っています。雪化粧には至っていませんが、すごく寒いです。

さて、タイトルは大げさだとは思いましたが、何と表現していいのかがわからなくて、こんな見出しをつけました。私が良と話をして感じたことを、何となくつぶやいてみます。

昨日良に、先日あった、全国の更生保護施設の会議の内容について話をききました。利用者のニーズと国の要望と施設の現状が少しずつずれてきているというものでした。世の中が、それくらい変化しているのだなと感じました。

昨年、長崎にある南高愛隣会の活動が新聞やテレビで大きく紹介されていました。まさに、現場のニーズに合わせた地方からの変革であると感じています。国から要求されたことに対応するだけでなく、目の前の利用者の実態と社会の状況をしっかりと見据えて、更生保護の有り様を模索していかなければならないと思います。

先日、塾で2年間ほど過ごしていた青年が卒塾をしました。アルバイトをしてお金を貯めて、自分で免許を取って、社会に出てもしっかりと生きていける術と強い心を身につけ社会に旅立ちました。少年院を退所した青年の再犯率の高さが指摘されていますが、少年院をでて、すぐに社会に出されても生きていく知識も技術も、そしてたくましい心も身につけていなければ、そうなるのは当然のことだというのが良の考えです。自分をふり返り、自分の目標を見つけて、心を安定させて、今のこの厳しい社会を生きていくためにはそれなりの時間と労力が必要なのです。

こういう現実がわかった私たちが、これからの更生保護のありようをみつけていかなければならないと思いました。

その会議の中で、良が挨拶をしていただいた施設長さんから、これからはあなたたちの時代だから・・・と声をかけられたそうです。そういっていただいた良は私たちがやっている活動を認めてもらっているといううれしさと同時に、青少年の更生保護の今後に大きな責任を感じとったようでした。

とりとめもないブログになってしまいましたが、なんとなく感じたことを文字にしてみました。

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