〜作田明授賞式〜

8月5日(土)東京都新宿区住友ビル株式会社ユーアンドエヌにて開催された第14回「作田明賞」授賞式に、私と田邊さんと山ちゃんと出席してきました。作田明賞とは、「犯罪・非行の防止と犯罪者・非行少年の矯正・更生への著しい貢献が認められた方への表彰だそうです。この栄えある賞に選定していただいたことに深く感謝申し上げます。この度の受賞を通して、これからも非行少年と言われている子どもたちの居場所づくり、社会へ旅立っていくための支援活動に、誠意取り組む気持ちを一層強く持つことができました。受賞式の中で、諸先輩方を前に、あいさついただく時間をいただきました。私はあらゆる機会で、犯罪を犯してきた子どもたちの生活背景とその要因となる背景は、他人ごとではなく私たち大人一人ひとりの責任であることを伝えてきています。今回もこのことをお話しさせていただきました。作田様はじめ、審査委員の先生方、スタッフの方々が親身になって聞いていただいたことに胸が熱くなりました。本当にありがとうございました。

 さて、今回の授賞式にはいつもの山ちゃんだけでなく、田邊さんに同行いただきました。田邊さんは保護司さんとして、また、地域のパイプ役として長きにわたり私たちをサポートしてきてくれた方です。実は、この授賞式の前日に法務省保護局を田邊さんと訪問し、現在局長であられる押切様にご挨拶させていただきましたました。全国で2か所しかない少年専用の更生保護施設では、様々なことが起こるのも事実です。この押切様は、法務省の方ではありますが、私たちのような一施設の相談にも親身になって対応してくださった人物です。田邊さんは長きにわたり、保護司さんとして活動されてきたこともあり、押切様から感謝のお言葉を頂き、感慨深い様子でした。

 今回の作田明賞の授賞式と法務省の訪問で、田邊さんに少しは恩返しできたかなと思っています。

::::::::::::::::::::::::::::: 山下 晃司 :::::::::::::::::::::::::

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